宿泊施設
戸建住宅を宿泊施設へ再生|旅館用途変更の設計・法適合確認事例
既存の戸建住宅を、旅館・簡易宿所などの宿泊施設として活用する場合、建物の雰囲気やデザインだけでなく、建築基準法や消防法への適合確認が必要です。
今回ご紹介するのは、既存住宅を宿泊施設へ用途変更し、建物の特徴を生かしながら改修を行った事例です。
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吹き抜けの開放感を残しながら、旅館用途に適合する空間へ
改修前は、吹き抜けに面した和室が無窓居室となっていたことに加え、許可を受けていない小屋裏部分が居室のように利用されていました。そのまま旅館へ用途変更するには、法的な整理が難しい状態でした。
そこで、3階部分は天井高さを1.4m以下に抑え、寝室や居室としては使用しない計画とし、小屋裏としての扱いを明確にしながら、吹き抜けによる開放感や、上下階のつながりを感じられる空間として活用しています。
また、奥の和室と一体の1室として扱えるよう、吹き抜け部分の間仕切りには縦繁の格子を採用しました。意匠上はもう少し細かい桟としたいところでしたが、空間を分断しすぎないよう障子を設けず、視線と空気のつながりを確保しています。
法適合を優先しながら、既存建物の魅力である吹き抜けと和の雰囲気をできる限り残した改修事例です。
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